彼女じゃない恋愛*愛した男には彼女がいた

■ 前回の続きから読む  (「しおり」とは? )      [ ログイン ]


本編記事に頂いたコメントの返事はブログ完結後に行う予定です。詳細はこちら

(2006-11-15、本編に頂いたコメントよりお返事休止中)

現在、不謹慎な記事が続いており、誰かを傷つけたり不快な思いをさせてしまうかもしれません。

暴言なども多く含まれておりますが、誰かを傷つけたり否定するために書いているのではないという事だけ、お心にとめていただきたいと思っております。

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

考えることが多すぎて…

お久しぶりです。

最後のブログ更新が今年の1月23日、本編に関しては去年の11月20日と随分間があいてしまいました。

それでも、今尚沢山の方に読んでもらえ光栄です。


ずっとログインさえしていなかったのですが、受信メールをチェックしていると沢山アメブロメッセージが届いていることに気づきました。

大変申し訳ないことなのですが、随分と日数が経っており、受信ボックスにそのメッセージは残っておりませんでした。

返事を書く以前に、頂いたメッセージさえ読めていないこと、お詫び申し上げます。


その中の1件は、最近届いたもので、大変に私を心配する内容でした。

以前から更新が止まると、心配してくださる方が多く本当に申し訳ないなと思うばかりです。


最近の私はというと、仕事や習い事などで充実した日々を過ごしております。

時間にも余裕があり、精神的にも強くなった私は体を壊したり発作を起こしたりすることは、全くなくなりました。

本編に少し登場する弟も、今では立派に更生した社会人です。

ですが、やっぱり考えることは多く、ホッと気を休める時がないというのが現状…。


私、自分の作り方ちょっと間違えちゃったかな…そう思うことは少なくありません。

「困った時のせのり」「ここぞのせのり」と友達から慕われ沢山の悩みを聞いてきました。

友達から友達を紹介され悩みを聞く。

見る人から見れば贅沢な悩みかもしれないけれど、私には「それだけの存在」なのだなと思ったり思わなかったり。

弟はもちろん、母親が家を出て行ってからは父親の相談にものり、今では親戚の面倒までみている始末です。


いつかのあの日、彼が言った「だったらお前の悩みは誰が聞くんだ!?」って言葉を懐かしく思い出します。


今、大きな心配が3つあります。

他にも小さなものを5・6つ抱えています。

何にせよ、直ぐには解決できるものではなく時間をかけるべきものだったりします。

私が投げ出したら、きっとその人たちも投げ出してしまうから、右から左へは受け流さず向き合っています。


解決するまでとはいいませんが、あまり他のことに頭を使いたくないというのが正直なところ。

自分では、このブログをしっかり完結させたいと思っているので、このブログを書く時には充分に頭を使いたいんですよね、心ももちろん。

なので、とうぶんは本編を更新することはありません。


ですが、私はとても元気にやっているのであまり私への心配で胸を痛めないでくださいね。

本当にいつもいつもありがとうございます。


また、落ち着き次第ゆっくりと更新していこうとおもっておりますので、RSSなどの登録をお願い致します。

即返信とはいきませんが、アメブロメッセージは期間が過ぎると消えてしまうので、何かありましたら

kaorin_senori@ヤフー.co.jpまでどうぞ。

不定期にメールチェックしていますので、返信はかなり遅いですが…。


それでは、またしばらく更新はしませんが、今後ともどうぞ「彼女じゃない恋愛」をよろしくお願い致します。

この上ない幸せでした

お久しぶりです。

更新が止まったのが去年……あけましておめでとうございます。


新年が明けて色んなことがありました。

人生終わりかなって事も、人生最大かなって事も、一気に。

今思うことは、まだ1月か…って感じです。


「彼女じゃない恋愛」に関しては、完結に向けて書くことも決まりました。

生きていると真実を知ることで過去がどんどん変わっていきますが、もう変わる過去はないかな。

本当に完結するんだなって思いが今、何となくいい方向に向いております。


で、今日記事を書いているのは、はぃ、自慢をしようと思って管理画面を開いております。

そう、この上ない幸せなことがあったんですよ!


先週末、chemisutryのファンクラブイベント(大阪)がありました。

ここからはネタバレ要素満載です。

当日の朝、PCのキーボードを破壊しまして、朝一で電気屋へ走りました。

使い慣れたものがよかったけれど、取り寄せだったので1980円のペラペラなキーボードを購入して帰ります。

パネルが薄く、誤字の連発…。

昼までに仕事を終わらせたかったのですが、ま、終わることもなく慌てて家を出ました。

半分スッピンで、頭はチョンマゲ。

服装はジャージです。

Zeep大阪でのライブだったんですが、1人で行く予定だったので気にしません(笑)


久振りの大阪は少々テンション上がり気味。

弁天町へ行きたかったのですが、何を思ったか反対側の電車にのり、環状線1周してしまいました。

10分ほどでつくはずが、1時間弱かかっての到着、最悪です。


チケットは整理番号100番台ですごく前で見れるはずだったのに、開演時間ギリギリでしかも当日券の人より後の会場になってしまい、挙句席を失い、2階席に通される始末。

2階席には20人ほどしか居ませんでした…。


Zeepなので、それでも近い距離だったけどメガネ装着。

ライブが始まっての感想は「堂珍……」です。


新曲「Top of the World」のカップリングに収録された、5年間シングルメドレーからライブは始まりました。

その後は、1時間弱ほどのトークコーナー。

ファンクラブ会員ナンバーを読み上げられ、呼ばれた子とのふれ合いが中心。

質問をしたり、Wiiを一緒にやったり…当然私のナンバーは呼ばれることもなくそのふれ合いを2階席からマターリ見てました。

というか、呼ばれたら困ります。

だって、ジャージにチョンマゲですから…。

たまに呼ばれても出てこない人がいましたが、きっと私と似た境遇なのだろうと勝手に推測してました。


で、その呼ばれた子の質問で「歌っていて一番気持ちがいい曲は?」ってのがあったんですが、大分悩んで出た答えが…。

堂珍 「チェルシーかな~?!」

川畑 「え!?なんで?」

堂珍 「いや、だってコストパフォーマンスすごいじゃん」

川畑 「確かに!1コーラス歌って、あんな拍手貰える曲、そうないよね」

堂珍 「あんなに喜ばれたら歌うよね!」

当然、会場からは歌って~って沸き起こります。

川畑 「好きだね~チェルシー」

堂珍 「でも、歌わないよ」

ま、結局アカペラで歌わされてました。


2日目は、1日目に来たお客さんが同じ質問をしてました。

川畑 「これ、デジャブ?」

堂珍 「多分デジャブだよ……」

川畑 「俺、来ると思ったんだよ!昨日の夜、ファンクラブサイト見てたら掲示板に昨日のネタバレ投稿あってさ~」

堂珍 「今日こそは、歌わないよ!」

ま、結局歌わされてましたけどね。


堂珍が言うてました。

「昨日来た子は、先に言わないでね」ってね。

うん、やっぱり2日目ネタバレ進行はつまらないよね…。

歌意外は、違う内容で進行を努めていたみたいだけど、ファンの子のネタバレ声援でアップアップなってる2人を見て、ちょっとかわいそうでした。

2日目に初めて来たお客さんも、かわいそうだよね。


今回はライブ未発表曲を中心にライブは展開しています。

いつも思うけれど、酔いしれますね。

会場が小さいので、生声も届いてきて圧倒されました。


ライブ終了後、アンコールはなし。

「この後、握手会を行いますのでそのまま席でお待ちください」

マジですか!!!!!!


この展開に焦り。

なんせ、ジャージにチョンマゲメガネですからね…。

全席から順番に退場していくお客さん。

扉の向こうからキャアーーーーー!という歓喜。

ヤバイよ!ヤバイよ!


2階席で半分スッピン顔の修復を急いで行います。

周りを見渡すと、ここは化粧室ですか?って勢いです。

待ち時間1時間。

十分過ぎるほどの顔が完成。

ジャージにチョンマゲメガネに完全体の顔…アンバランス。

できるだけのことはやったよ、私。


係員に指示にしたがって、行列に並びます。

私は最後から3人目。

ぬぉーーーーーー近い、どんどん近づいてくるよ。

皆、限られた数秒に手を握りつつ、想いをぶつけてます。

「大好きです」とか「ありがとう」とか「応援してます」とか、皆頑張ってるな~。

私はなんて言おうか…。


私の番です。

声がでません。

思わず取った行動が、堂珍を見つめ……手を合わせて拝んでしまった。

握手会で拝んだ奴は、いたんだろうか…。

堂珍 「握手っ!」

うぉ!堂珍の生声!

半ば強制的に手を握られ赤面、赤面。

何も言わない私に

堂珍 「会いに来てくれてありがとうね。また会いに来てね」

堂珍にしゃべらせてしまっています。

もう「はい、はい」と返事しかできません。

それでも私が話さないので

堂珍 「ずっと応援しててね」

とか、ずっと話しかけられてる。

すみません、本当すみません。

そんな私を見て川畑が笑っている、否、笑われているのか?!

川畑 「こっちも握手!」

あわわわわわ、はい、はい…声になってません。

川畑 「好きでいてくれてありがとね」

いえ、もう本当すみません、恐縮です。

川畑 「明日も来るでしょ?(1日目の握手会時)」

あぁもぅ、はい、来ます来ます!

川畑 「またね」

死んでもいいかも!!!


絶対に手は洗わん!って思ったけど、緊張しすぎて即効トイレ行きました。

ちょっと気持ち悪い行動ですが、とりあえず手のひらの匂いかいでみました。

うん、自分の香水の匂いしかしませんでしたよ。


帰宅0時。

ネットをつけて、思いっきりMMO仲間に自慢しました。

今日もまだ余韻は残っていて、当分冷めそうにありません。

しばらく、ぼ~っと過ごしていたいと思います。


因みに、堂珍の手は想像通りの綺麗な手の男性の手って感じでした。

川畑の手は、ごっつい男らしい感じで、ちょっと柔らかかったです。

CHEMISTRY5周年でテンヤワンヤ

今日の夕飯にアン肝の唐揚げを作りました。

濃厚なアン肝に鼻血が出そうになりました、クゥ~!


CHEMISTRYが5周年ということで、ケミもケミファンも大忙しですね。

テレビではあまり見かけないので、ファンでない人は「え!?そうなの?」って感じなんでしょうか。

私はというと、テンヤワンヤです。

はぃ、ついていけなくなっていて…見逃し放題なわけです。


どれくらいテンヤワンヤかというと

chemistry club

http://www.chemistryclub.net/

これが一般公開されているスケジュールですね。

え~っと、8割がたスルーしてます、私。

これ全部こなそうと思ったら吐き気します。

ファンofファンには頭があがりません。


これ以外に、ファンクラブ内にも+αのイベント情報があって…1つ1つ読んでいると何故だか破壊願望が芽生えてきます。


んで、それだけじゃなく期間限定サイトも出来ていて

あなたが作る!CHEMISTRY5周年記念スペシャルサイト!~期間限定~

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/Chemistry/5th/

ここでは動画が主なコンテンツになってます。

全部見るのに私は3日掛かりました。

正直疲れました。

ASAYANの懐かしい映像~如何わしいDVDの話で盛り上がる現在のケミ動画まで、出し惜しみなしなんだそうです。

このサイトでちょっと面白かったのが

ヒストリーコンテンツ内のフォトギャラリーですね。

CDのパッケージにケミの2人がコメントしているんですが…。

初めの方は「風が強くて実は…」的な裏情報コメント。

次第に「オレ、ビミョーに平井賢!?」とか、全然関係ないコメントが続いていく…。

なかなか面白かったので覗いてみてはいかがですか?


んで、先日もちょこっと触れましたが、mixiでも活動中なわけです。

ケミストリー祝5周年公式コミュ

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1414363

もうここまで手が回らないです。


今後もドバドバと続くみたいなんですよね…。

ファンクラブ会員制ライブとか会員限定海外旅行ツアーとかとかとか。

未だにComingSoon状態のものもあります。

抽選に外れるかもですがライブには行きたいです。

その為には写真つき身分証明書が必要で…近々パスポートの更新をせねばなりません。

こういう時、自動車運転免許とかあったらな~っていつも思います。

因みに、周りにケミ友はいないので、一人ぼっちです。

一応友達誘ったんですけどね「ファンクラブに入って」って言ったら断られました、悲しいです。


んで、今日ネットで買ったCDが届きました。

CHEMISTRY, 麻生哲朗, 藤本和則, 小山内舞, MAESTRO-T, 川口大輔, JACK RUSSELL, NATALIE WILSON, 立田野純, I.S.O.
ALL THE BEST (初回限定盤)(DVD付)

5年間のA面曲が全て収録されていて、今春に初めて行ったライブのダイジェストDVDがついてました。

ダイジェストなので期待してなかったんですが、普通のミュージックDVDと変わりないもので驚きました。

2時間以上ありましたよ。

おまけにこちらにもASAYAN映像入ってました。

こんなオプションつけちゃったら、ライブDVD売れませんよ…多分。

十分満足しちゃいました。

(追記:このベストの歌詞カードがちょっと凝った作りになってるんですよ。

堂珍パートと川畑パートとハモリパートが色分けされています。

カラオケ練習用にもこのベスト結構使えるかもよ!)

でも…このベストには彼との思い出が本当に多く詰まっていて私の宝物になりそうです。

彼との付き合いはケミよりもちょっと長いんだな~何て改めて感じました。


さて、次は何を楽しもうかな~なんて思っているわけですが…。

近々、大阪にでも行ってこようかと思っています。

何しにって?

なんかね、タワレコにケミの手形がディスプレイされているらしいのですよ。

だから、ちょっと見にいってこようかなと。

これって触れるんでしょうかね?

え、行動が気持ち悪いって?ファンなんてそんなもんです。

許可さえ出ればベタベタ触ってきたいと思います。えぇ、一人で!

舐めはしません。

で、何でこんな記事書いてるかって言うとですね、テンション上がりすぎてちょっと抜いとかなきゃなってね。

もし、興味があれば是非見てみてくださいな。

大いに書きまくって私は現在大満足です。

262.解ると理解のすれ違い

「そろそろご飯食べようか?」
「うん」
「お風呂入ったんか?」
「ん?入る」
そんな会話を家族と何度かした。
もうこんな時間か、何度も思った。
何日かが経ってた。


携帯が鳴った。
着メロが鳴り始め「ピーッ…ピーッ…」と警告音が鳴り響き静まる。
充電切れた、そう思った。


その日もまた父が私の部屋の戸を開け言う。
「そろそろご飯たべようか?」
窓の外、陰る日も感じることが出来ずにやるべき事をやらされる日々。
私は携帯を充電器にさした。
そして食事を作る。
これがきっと何十年も続いていくんだと思った。
抜け出そうと思ったこと、バカらしく思えた。
食事を作りながら何度も携帯がなっていた事を思い出す。
だけど直ぐ忘れた。
そして何度も思い出した。
食事を取りながらも、お皿を洗いながらも…。


<俺と付き合ったこと忘れたいか?なかったことにしたいか?俺は意味あるものにしたいと思ってるよ>
付き合ってない。
あなたと私は何もない。
これから意味を見つけるところだった…。
何だったの…私は思ってる。
彼はマイナスな答えは出さないって言った…なのに。
これから答えを出さねばならない別れって、何なの。
きっとあなたとの関係は、私にとって意味あるものだと思った。
何故、今その意味を改めねばいけないの…。
部屋で携帯を眺め、淡々と心に呟く。
返信ボタンを押す行為に少しの踏ん切りが必要で、携帯を持ち替え力いっぱい手を握りしめ拳を作る。
<もう構わなくてもいいよ。こういう扱いには慣れてるし>
随分前に届いたはずのメールに返信したのだけれど、直ぐに彼から返事がくる。
<お前はいつまで現実逃避し続けるつもりだ?>
<逃げてないよ…ずっと同じ場所にいるだけだよ>
<それを現実逃避っていうんだ!>
<逃げてたらもっと楽なところにいる>
<何で動こうとしないんだよ。頑張ってくれよ>
<何でウチに構うの?おもしろい?>
<お前を傷つけたとは思ってるよ。だけど、病院の先生じゃないって言ったのは訂正しない。俺はせのりの友人であり理解者やで。強くなれ、頑張れって言ったのも投げた言葉じゃない。俺の気持ちも解ってくれよ。終わりでも始まりでもない、お前はお前なんだよ>
<私にどうなって欲しいんですか…>
彼が欲しかった言葉はこれじゃないって知ってる。
私は重い言葉で彼をいつも黙らせた。
それを私は素直にならなかったからだと思ってきた。
だけど、違う、これは本音。
私が本当の気持ちを言うといつも彼は黙った。
私はいつも素直で強い子を彼の前で演じてきた。
<一番理解してもらえてることなんて解ってる。何も言わなくったって伝わってるのかもしれない。だけど、私はちゃんと自分の言葉で言いたくて、聞いて欲しいって思ってる。ちゃんと感じたことは話してるつもりだった。なのに、話せてないとか解らないとか無言で電話切られたり患者扱いされたら、何も言えない。理解なんて私が求めてないこと解ってもらえてますか?心なんて読んで欲しいなんて思ってない。私の言葉を拾って欲しかった。ゆうじには何も言わなくてもいいみたいじゃない…それじゃ。もしかしたら私は病院で治さなきゃいけなかったのかもしれない。だけど、先生じゃなく友達や大切な人に聞いてもらいたかった。私、ゆうじと話したい。だから病院行ってきます。ちゃんと話せるようになったら話してくれるでしょ?頑張るから>
これでいいのかな…。
<お前の頑張り見てます。いつか決め付けだったと笑える日がくるように祈ってる。しっかり周りと向き合っていこうな>
<見てる?祈ってる?…私、ゆうじが言ってる意味が解らない。何で話してくれるって簡単な事言ってくれないの?嘘になるから?それとも私が人と話が出来ない人間だから、伝わってないだけなの?解んないよ…>
<見守ってます>
落胆した。
ただ、自分が欲しい言葉もらえなかっただけだったのだけど、私は彼の欲しがってる言葉を言ったのに…それが後悔をさそった。
携帯を握ったまま言葉みつからなかった。
<お前なら出来るから。お前は幸せになれるから>
見捨てられた気分だった。
生きた心地がしなかった。
気づけば右手にカッターを握ってて、怖くなって涙が溢れる。
<いつまでも側にいます>
気づける気持ちはマイナスな事ばかりで、あともう少しで死ねるんじゃないかって…。
だけど、私はそれでも生きたかった。
解らないけど…。
<せのりは、俺の大切な人だから>
代わりに携帯握り締めて、一夜を越した。
もう、彼には連絡を取らないって決めた。
彼は私の一番の理解者なのかもしれない。
<頑張れ、せのり>
今、気づけない気持ち彼は知ってて、何も言わない私に言葉をくれてる。
私は頑張ろうとしてるの?


溢れる気持ちとは逆に、私はいつもと変わりのない日を過ごした。
死んでしまいたいって思いながら、与えられた仕事精一杯やった。
一人ぼっちだと思った。


「なぁ、あいつウチらが思ってるような良い男じゃないんじゃない?」
親友が私にそう言った。
「ずっと側に居るっていったよ」
私はそう答えてた。
「連絡は?」
「連絡とらなくても関係は終わらないから」


もう誰も信じないと思った。


「あんた、おかしいよ…」
「そうかな?いつもと変わらないよ」


いつもと変わらない明日がまたやってくる。
季節も変わる。


「何で、そんなにあいつのこと信じられるの?」
「またかって思いたくないから…」


それだけだったと思う。



[ ← 261 ]  [ 目次 ]  [ 263 → ]

■ 目次  『彼女じゃない恋愛』

262   261   260   259   258   257   256   255   254   253   252   251   250   249   248   247   246   245   244   243   242   241   240   239   238   237   236   235   234   233   232   231   230   229   228   227   226   225   224   223   222   221   220   219   218   217   216   215   214   213

212   211   210   209   208   207   206   205   204   203   202   201   200   199   198   197   196   195   194   193   192   191   190   189   188   187   186   185   184   183   182   181   180   179   178   177   176   175   174   173   172   171   170   169   168   167   166   165   164   163   162   161   160   159   158   157   156   155   154   153   152   151   150   149   148   147   146   145   144   143   142   141   140   139   138   137   136   135   134   133   132   131   130   129   128   127   126   125   124   123   122   121   120   119   118   117   116   115   114   113   112   111   110   109   108   107   106   105   104   103   102   101   100   99   98   97   96   95   94   93   92   91   90   89   88   87   86   85   84   83   82   81   80   79   78   77   76   75   74   73   72   71   70   69   68   67   66   65   64   63   62   61   60   59   58   57   56   55   54   53   52   51   50   49   48   47   46   45   44   43   42


41   40   39   38   37   36   35   34


33   32   31   30   29   28   27   26   25   24   23   22   21   20


19   18   17   16   15   14   13   12   11


10                           

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>