もう少し場繋ぎをば… | 彼女じゃない恋愛*愛した男には彼女がいた

もう少し場繋ぎをば…

10月から更新するとか言っちゃってたので、管理画面とにらめっこ中です。

で、久々とあって何も言葉が浮かばないので、またダラダラ日記記事にしようって事で…すみません。


ジェネオン エンタテインメント
トレインスポッティング 特別編

言うても書くことがないんですが、ちょこっと部屋で目についた映画の話なんてしてみようかなと…。

実は、映画ってそんなに興味がありません。

映画というものは誘われて観るものという変な偏見があって、他人の価値観を映画によって盗み見るものなのだと思っています。

何を感じるかただそれだけの切っ掛けに過ぎず、映画を娯楽にはしてきませんでした。


『トレインスポッティング』


初めてみたのは高校生の頃だったと記憶しています。

動機はとても不純です。

当時、キムタクが某雑誌のインタビューで最近見た映画は?という質問に対し、この映画を「ヤバかった」とコメントしていたことが切っ掛けでした。

否、少し違っていました。

その雑誌を読んだ後、レンタルビデオ屋へ向かったのですが、ビデオレンタルがなく、初めてこれにふれたのは、日本和訳された小説でした。

それから、数ヵ月後くらいたってビデオ店の隅で見つけ見たのが最初でした。


映画の冒頭から衝撃でした。

人の心の穴を突くような言葉が冒頭で投げかけられるわけです。


*冒頭シーンをYouTubeで見つけました。(和訳なし)

http://www.youtube.com/watch?v=JpejbWOWvBU


そして絶頂から始まるこの映画は、絶望へと転落していく。

否、絶頂はまやかし…。

絶望感を感じつつもどこかでそれを否定しているかのようで、だけどやっぱり抜け出したいという思い…。

絶望感を絶頂にかえるのは、ドラック。

どんな悲しみもドラックさえあれば紛れた。

どんな孤独もドラックさえあれば感じない。

これでいいじゃないか…良くはない…葛藤。

映画の中でこんなセリフがある「ビタミン剤が犯罪だったのならやっていた」。


私がこの映画からもらった言葉は「選択」だ。

自分が何を選ぶのかということ。

選ばされているんじゃない、選ぶんだということ。

普通へのこだわりを捨て、普通を選択する自信だ。


人生を考えた時、これでいいのかと立ち止まる。

時に寄り道をし遠回りをする。

良いとわかっていても反発したくなる時もある。


私は、この映画のDVDを購入しました。

もう数え切れないほどみています。

それは、私が立ち止まった数でもあるのですけどね…。

最後に見たのは、つい最近です。

その時は立ち止まったからではなかった。

流れゆく時を止めたかったのかもしれない。


確信した。

私にはまだ未来を選択できない。



追記

今、何気にカウンタを見て驚き!20万超えてました。いつも本当にありがとうございます。